新たな住まい選びのトレンドは充実した共有スペース

 ニューヨークの賃貸住宅市場は年末から冬の閑散期に入り、通常の動きが戻ってきています

そんなニューヨークにまた新しい物件がオープンしました。今も引き続き若者に人気のエリアとなっているLower East Sideに位置するThe Suffolkです。


この物件の特長はなんといっても共用スペースが充実していること。ガーデンやテラス、ルーフトッププールなどのアウトサイドスペースを含む共用エリアが
4フロアに分かれて設置されており、住人にライフスタイルの充実を提供しています。

特に注目すべきは、ラウンジスペースが十分なワーキングエリアを備え、リモートワーク派にとって理想的な環境が整っていることです。

実は今、この共用スペースに焦点を当てる新しい物件が増えてきています。

コロナ禍を経てハイブリッドワーク、リモートワークが一般的となり、「プラス1ベッドルーム」という考え方が生まれましたが、誰にでも実現可能なことではありません。高額な家賃に悩むニューヨーカーたちは、物件の共用スペースを有効に活用し、仕事と生活の両立を図る新しいトレンドにシフトしています

これからの住まい選びにおいては共用スペースがますます重要なポイントとなることでしょう。快適な生活空間とワーキングエリアの充実が、ニューヨークの住宅市場において新しい標準となるかもしれません


The Suffolk 公式HP

https://www.55suffolklottery.com/

 

リロ・リダック マンハッタンオフィス


この記事の筆者


Relo Redac, Inc.(リダック)は企業・人・資産のリロケーションを目指し、1986年にNYで設立されました。2005年にリログループ(東証プライム上場)の会社になり、以来、米国  に進出される日本企業、駐在員、投資家のみなさまのニーズにお応えするため、住宅の斡旋、オフィス設営や不動産投資、コンサルティング等の不動産総合サービスを提供しています。www.reloredac.com


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