長く暗い冬を過ぎてミシガンにも本格的な春がやってきました。今回は多くの日系企業が集まるNovi市での賃貸住宅事情についてレポートします。
ミシガン駐在員家族の多くが集まるNovi市内では常に賃貸物件不足と家賃高騰を耳にします。新しい物件もあまり多く見られず、新築物件と言えばNovi北部のエリアに広がっているイメージがあります。
そのような中で、以前の様な大型のサブディビジョンではないものの、小さなスケールでのサブディビジョンのタウンハウス型コンドミニアムが建設されているのでご紹介します。
Emerson Park
人気の高いNovi Woods小学校の学区域です。
Gateway Townhomes of Novi
Novi中心部となるGrand River上、ワンワールドマーケットの向かいにあります。
こちらの2つのサブディビジョンは既に賃貸物件として貸し出されているものもありますが、2024年中に完成予定の他のサブディビジョンも賃貸物件投資家の間では話題となっています。中には賃貸用として他の物件と差別化を図る為、内装工事以前のデザインから関わり、シャワーとお風呂を分ける、玄関やガレージからの入り口に靴を脱ぐスペースを広めに設ける、などの工夫を試みている投資家もいるようです。
Towns at Main Street
ワンワールドマーケットのあるショッピングモールに隣接するコンドミニアムです。すでに着工していますが、完成は2025年以降となる予定です。
エリアもNovi市だけにこだわらず、人気の高いNorthvilleのダウンタウン、Plymouthのダウンタウンなど、日本人駐在員家族の生活の利便性は残したまま、Noviと少し離れたローカル感が感じられるエリアなどにも注目が集まっています。今後はNovi市内での住宅探しに選択肢が増えるのと同時に、Novi市以外でも検討可能な物件のオプションが広がる可能性もあり、さらに盛り上がるミシガンの賃貸マーケットに期待が集まります。
米国での不動産投資人気も受けて、数年ミシガンで過ごした後に物件購入を検討される方も増えてきており、将来的にマルチな活用が可能な物件を求められるケースが多くみられます。2025年にかけて住宅ローン金利が緩和される予想も出ている中で、物件購入や不動産投資にご興味がございましたらデトロイトオフィス(248-330-0200)までお気軽にご連絡下さい。
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